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2008年10月15日

代表質問 その12 就学前教育の確立について

就学前教育の確立について

【テーマ解説】

日本では幼稚園(文部科学省)と保育園(厚生労働省)で所管が異なるため、カリキュラムなどの基準が統一されていないのが現状。
世田谷区においても、区立幼稚園は教育委員会、私立幼稚園と保育施設は区長部局(こども部)と幼保障壁がある。

【質問&答弁要旨】

Q1:PISA調査でトップのフィンランドが進めるエシコウルのように、
   世田谷独自の就学前児童向けカリキュラムを構築していくことが
   必要だと考えるが区教委のお見解は?

A1:現在、区立幼稚園においては、世田谷独自の教育活動として
   「美しい日本語を世田谷から」に基づき、取組んでいる。

Q2:区立幼稚園だけの実施に留まらず、保育園や私立幼稚園にも
   取り入れていけるように、保育士・私立幼稚園教員への研修提供や
   区内外への広報活動が重要となると考えるが、区教委の見解は?

A2:区教育委員会としては、就学前教育の充実を目指し、
   幼児教育研究室を設置しており、幼児教育の充実に向け、
   研修・研究に取組んでいる。

【質問全文】

 「せたがやで育てる世界にはばたく子どもたち」という教育ビジョンを掲げている以上、教育委員会は常に世界に目を向けていなければなりません。

 OECDのPISA調査でトップになったフィンランドの教育に関しては、全世界が注目しており、私もこれまで研究してきたところですが、先日フィンランドの子育て関連のシンポジウムに参加し、参考にすべきは就学前教育だと改めて確認しました。

 先進国では情報化社会が進展し、就学前児童への脳への刺激も変化してきているわけですから、彼らへの教育に関しては内容や時期も時代の変化に対応していかねばなりません。しかし、この国は幼保の障壁が依然としてあるからか、就学前児童に対する教育の質は担保されていない状況であり、東京で最も子育てしやすいまちを目指す世田谷としては、自治体独自での取組みが必要と考えます。

 そこで質問です。フィンランドのエシコウルのように、世田谷独自の就学前児童向けカリキュラムを構築していくことはできないでしょうか?特にこの時期における母国語の教育はとても重要ですから、小中学校で取組む日本語教育という独自性をまさに活かすことができるのではないかと考えますが区の見解を問います。

 また、これらが区立幼稚園だけでの実施となると、対象児童の2割にも満たないわけであり、保育園や私立幼稚園でも取り入れていけるように保育士・私立教員への研修提供や区内外への広報活動が重要と考えますがあわせて区の見解をお聞かせください。

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プロフィール


風間ゆたか

■現職
・世田谷区議会議員
    民主党・無所属連合政調会長
    文教常任委員会副委員長
    地方分権・庁舎問題等特別委員会委員
    議会運営委員会委員
  世田谷区スポーツ振興財団評議員
・早稲田大学大学院非常勤講師
・NPO法人国際ボランティア学生協会理事
その他、ボランティアで大学生の就職支援と子育て・教育に関する相談、コーチングを行う。

■職歴トピック
◇ベネッセ(新卒1期生)
◇ウィル・シード取締役
…新入社員~経営者、教員、官僚
の研修講師や全国の小中高校
 にて子どもたちにキャリア教育
 などの出張授業講師を経験

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